先日、とある広告代理店の方から「住宅の企画をやりたいんで。」とお話を頂きました。その中で、でてきたのが「坪38万の家って、どうです?」
私の私見では「坪38万は無理です。」ゴリ押しで、通るところもあるかもしれませんが、どうでしょう?
まず、坪単価という考え方。当然1坪あたりの金額ということですが、ハウスメーカーや工務店によって、入っているものと入っていない工事があるので、注意が必要です。多くは、外構工事、給排水、電気工事の一部、照明器具などは含まれておりません。それに、当事務所では、述べ床面積で坪単価を計算しますが、これもメーカーによっては、玄関ポーチや、デッキとかバルコニーといった述べ床面積以外を施工面積といって含んで、計算していることもあり、坪単価が割安になっているところもあります。まずは、比較するなら、含んでいる工事を揃えて、施工面積か、述べ床面積かの条件を揃えて、比較されたほうがいいでしょう。
昨今の建築材料費の上昇を考えると、坪単価で45万を切るのはかなり、厳しいと思います。(これは、外構工事を含めて、すべてを含んだ金額です。)先日、設計事務所の方とお話していたら、「坪65万以上ないと・・・」と言われていました。
「日経ホームビルダー」の1月号の記事ではタマホーム「坪25万8000円」の実像と題して特集記事が掲載されておりました。そこでは、社長本人が40坪の住宅で16000万が平均と自らおっしゃっていました。(坪40万ということですね。)その他、タマホームで建てた家の最終の坪単価はいくら?というコーナーでは42万台~80万台の紹介がされていました。
私自身ローコスト住宅を経験しましたが、坪単価を下げることはおすすめしません。予算から、建物にかけられるコストを算出し、坪単価は確保しつつ、述べ床の小さいコンパクトな家作りを目指したいと思います。コンパクトでも、空間にメリハリがあり、実際の広さより広く感じる家をご提案したいと考えています。設計が進むにつれて、希望が膨らんで、家は大きくなりがちです。しかし、そこを欲張ると、工事費に無理がいき、住まい手は「こんなに色々諦めたのに・・・」と、施工業者は「無理してやっているのに・・・」と、どちらにとってもよくありません。家作りは様々な要素が絡むので、なかなか単純にはいきませんが、やはりAll・Happyの家を目指したいところです。
私の私見では「坪38万は無理です。」ゴリ押しで、通るところもあるかもしれませんが、どうでしょう?
まず、坪単価という考え方。当然1坪あたりの金額ということですが、ハウスメーカーや工務店によって、入っているものと入っていない工事があるので、注意が必要です。多くは、外構工事、給排水、電気工事の一部、照明器具などは含まれておりません。それに、当事務所では、述べ床面積で坪単価を計算しますが、これもメーカーによっては、玄関ポーチや、デッキとかバルコニーといった述べ床面積以外を施工面積といって含んで、計算していることもあり、坪単価が割安になっているところもあります。まずは、比較するなら、含んでいる工事を揃えて、施工面積か、述べ床面積かの条件を揃えて、比較されたほうがいいでしょう。
昨今の建築材料費の上昇を考えると、坪単価で45万を切るのはかなり、厳しいと思います。(これは、外構工事を含めて、すべてを含んだ金額です。)先日、設計事務所の方とお話していたら、「坪65万以上ないと・・・」と言われていました。
「日経ホームビルダー」の1月号の記事ではタマホーム「坪25万8000円」の実像と題して特集記事が掲載されておりました。そこでは、社長本人が40坪の住宅で16000万が平均と自らおっしゃっていました。(坪40万ということですね。)その他、タマホームで建てた家の最終の坪単価はいくら?というコーナーでは42万台~80万台の紹介がされていました。
私自身ローコスト住宅を経験しましたが、坪単価を下げることはおすすめしません。予算から、建物にかけられるコストを算出し、坪単価は確保しつつ、述べ床の小さいコンパクトな家作りを目指したいと思います。コンパクトでも、空間にメリハリがあり、実際の広さより広く感じる家をご提案したいと考えています。設計が進むにつれて、希望が膨らんで、家は大きくなりがちです。しかし、そこを欲張ると、工事費に無理がいき、住まい手は「こんなに色々諦めたのに・・・」と、施工業者は「無理してやっているのに・・・」と、どちらにとってもよくありません。家作りは様々な要素が絡むので、なかなか単純にはいきませんが、やはりAll・Happyの家を目指したいところです。
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