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camelc by 松野尾仁美

Author:camelc by 松野尾仁美
福岡市内の小さな設計・デザイン事務所です。
旦那がフラッフィックデザイン、所長である私が建築デザインを担当しています。
HPはhttp://www.camelc.net/です。


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スタイリングなのか?

 先日、とあるイベントの打ち合わせに参加し、出席されている建築家の方が

「僕達は、住まい手のどんな家具にも合う豊かな空間を作りたいと考えて、設計しているでしょう?

 そうでしょう?」

 と問いかけられ、あぁ・・・本当に、そうだなぁ。と思いました。


 建築家・故 宮脇檀さんも「造作家具は家につく。置き家具は人につく。」

 とおっしゃったように、置き家具は、住まい手らしさがでるものだと思います。


 先日から、建築が専門でない方々とお会いすると、空間というより、部屋作りや模様替えというスタイリングを重視されていることに、へ~そうなんだ。と驚きを感じていました。

 そうゆうニーズがあるのは確かですし、スタイリングによって、雰囲気がガラッと違うのは事実ですね。


 でも、敢えていうなら、スタイリングは、衣服。

 ベースになっている身体が、心身ともに健康なことが、全ての資本になっていると思います。

 (って、自分の身体がへなちょこなのは、ひとまず横に置いて・・・)

 (というか、世の中は見た目が大変重要なんですが・・・)


 住空間もそんな気がします。

 躯体の性能や、仕上げの質感。 空間の連動性。 ボリュームと視線の抜け。

 スタイリングだけでは実現できない、空間の質を上げることや居心地の良さを意識しながら、設計してきたいと改めて思いました。

 
 余談ですが、また別の建築家は、住まい手の家具や持込んだものをノイズと表現されていました。

 見学会の時、そのノイズを受け止める空間を設計されていると話されていて、建築家らしいなぁ。と思いました。


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建築士会全国大会

 先週の後半は建築士会の全国大会で水戸まで行ってきました。

 いやはや、福岡からは遠い・・・

 実践活動交流セッションということで、九州ブロック代表として、副支部長と一緒に「雨水利用実験住宅」について、発表、報告してきました。

 今回は、各テーブルごとで発表とディスカッションということで、他の11グループと同時進行で、他の発表者の話が聞けず、残念でした。


 福岡県建築士会福岡支部で活動してきた雨水利用実験プロジェクトに設計者として参加させて頂き、足掛け三年にわたる活動の集大成として、報告書も完成しました!!

報告書

 こうして形になると、本当に、色々なことが思い出されます。

 今後は、できるだけ、雨水を敷地内で貯留し、且つ、活用する住宅を手がけて行きたいと思います。

 
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今日は朝からショールーム

 今日は朝からお客様とキッチンショールームへ。

 キッチンは今や住宅の要。

 LDKの空間にダイニングテーブルと一体的なキッチンも流行っていて存在感があります。


 今まで、色々なお客様と家作りをしてきましたが、キッチンほど好みが出るところはないと言っていいでしょう。

 ある意味、奥様の家に対する思いがここに集約されているので、どんなキッチンがお好みかで、性格判断ができるくらい・・・(大げさですか?)

 業務用キッチンということもあれば、スタンダードで無難なものや、カントリー調で天板がタイルのもの、デザイン優先でスタイリッシュなものと様々です。


 ちなみに、わが家は業務用キッチンをど~ん。です。(笑)

キッチン


 これまで設計した家は木の優しい感じの住宅が多いのですが、実は事務所はメカメカしい工場のような雰囲気。

 機能を優先させた工業製品は結構好きなんです。


 やっぱり、好みが如実にでますね。

 
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スケール感覚が大事!

 先週から、非常勤講師を務める大学で、後期の授業がスタートしました。

 前期の学生さんは昨年度の後期からの持ち上がりで、見知った感じで、お互いなれた雰囲気でしたが、後期からの学生さんは、初めての顔合わせです。

 面子が変わるとがらっと雰囲気が違って、久しぶりにやや緊張した講義でしたね。


 学生さんは大学2年生で、インテリア計画学とインテリアデザイン演習を担当しています。

 演習では、マンションのインフィル設計を課題に、LDKのリフォームなどをやっています。

 2年生ということは、既に、製図の方法や基礎的なことはやっているはず・・・

 なので、製図方法が大事なことは当然のこととして、私の講義では、しつこいくらい寸法の話をします。

 それは、スケール感覚が大事だと思っているから。


 今日は2回目の講義でしたが、演習の講義中に、とある学生さんが、お友達に「ちょっと、どのくらいの大きさかわからんけん、ちょっと、そこに寝て。」と言って、お友達を床に! (笑)

 い~ですね~。この感覚。

 作図している時にどのくらいのスケール感かわからなくなったら、実際に測る!体感する!

 大事なことです。


 私は大学時代、自主ゼミを開設されていた恩師である内山督先生に建築のイロハを教えて頂き、このことが今に繋がっています。

 思い起こせば、実践的なところと理念とを融合させた先生のお話の中にも、スケール感覚を養う大切さがありました。

 
 さて、さて、どんな案がでてくるか楽しみです。


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