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プロフィール

camelc by 松野尾仁美

Author:camelc by 松野尾仁美
福岡市内の小さな設計・デザイン事務所です。
旦那がフラッフィックデザイン、所長である私が建築デザインを担当しています。
HPはhttp://www.camelc.net/です。


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続・ゆるめる

 突然ですが、私は疲れると、背中にきます。

 肩甲骨の後ろから下あたりが、もう、辛くて・・・

 肩こりもなんですが、この、背中の凝り方が半端なくて。(笑)


 随分前からなので、どうにか、よくならないかな~と思っているわけです。

 鍼灸もやったし、整体に、漢方とかも試してみました。

 (あ、アロマはまだですね。レディメードフラワーエッセンスは試しました。)

 う~ん。どれも、劇的には良くならない。



 こんなことを20年くらい前から、試行錯誤しているわけで、ここ数年、気が付いてるのですが、これは、心の問題では?と・・・

 
 というのは、人は、危険を察知すると、アドレナリンが分泌されるわけで、攻撃態勢に入った人間は、筋肉が緊張し、脈拍が上がり、消化器官の機能が低下する。という身体の反応があるのです。

 緊張 →  硬直 → 背中が凝る

 という状況なのかな?と。


 じゃあ、その「凝る」という状況を、解消するには、硬直の反対で「ゆるむ」のが、一番!


 というわけで、「ゆるむ」ことが、身体の不調を解消する手立てと思えるのです。


 色々考える中で、この「ゆるむ」ということの可能とするのが、自分にとっての居場所である住まいでないかと思い始めています。

 住まいを整えることが、ひいては健康につながるのではないかと思います。



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ゆるめる

 大学生の時、ゼミで、謎掛けのように、先生から言われたことがあります。

 『人が住む。という行為は、機能を全部、外に出していき、突き詰めると、ホテルでいいのではないか?

  むしろ、機能が満足すれば、ホテルで十分で、敢えて、家は必要なのか?』


 前段に、古くは、日本の住まいというのは、冠婚葬祭も住まいで行っていたのが、現代は、外部に切り離されていること。それに、最期の場所も多くは病院になっているし、生まれてくるのも病院で、現代の住まいは、ご飯を食べて、寝て、着替えて、入浴や洗面の機能があればよいとなれば、ホテルと同じだよね。という話があったのでした。


 このことは、私の頭の片隅に、いつも残っていて、なぜ家を建てるのか?という、素朴な疑問に繋がっています。

 というか、そういう、意味がある家を建てることができるのか?と自問しているのです。

 (実際、著名な方で、ホテル住まいという人もいますし、それは、それで成立する話なのでしょう。)


 ただ、最近思うのは、住まいという空間だからこそ、自分のテリトリー(領域)を確保しやすく、その場にいることで、自分を『ゆるめる』ことができるのではないか。ということ。


 この『ゆるむ』ということが、様々な面で大事なことだと、感じているところです。



 この話の続きは、また、今度。





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改正省エネ法

 昨日は、プロトハウス事務局さんが主催された、『パッシブ住宅づくり実務講座』に参加してきました。

 空設計工房の江藤眞理子さんが講師をされて、パッシブ住宅の話を伺ってきました。

 他にも、ドイツの事例や断熱材、透湿可変シートの話など、盛り沢山の内容でした。


 先日は、『改正省エネ法基準2013 完全マスター講習』に参加してきましたので、連続して、住宅の熱性能を考える機会となりました。


 というのも、14年ぶりに省エネ法が改正になり、住宅は今年の10月から施行になるのです!!

 暫くは移行期間ですが、2015年には新基準に完全移行で、2020年には義務化になります。


 時代は、省エネ・パッシブですね。

 昨日の、江藤さんのお話にもあったのですが、断熱・気密の性能を上げることは、省エネになるだけでなく、温熱環境がよくなることで、とっても居心地がいい住まいになるんです。

 断熱の効果として、壁面、天井面などの表面温度が室温とあまり差がなくなり、すなわち不快な温度環境にならないのです。

 
 今後は、目に見えない『快適性』を、数字で評価できるようになりたいですし、具体的に住まい手に提示できるようにならなくては。と思いました。

 


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ブログ・リニューアル

 本日、ブログデザインをリニューアル致しました。

 ブログデザインは WEBデザイン研究所Beeの浅木さんにお願いいたしました。

 
 ブログをリニューアルしようと準備を始めたのが12月頃で、新年にリニューアルできればいいなぁと思っていたのが、新年度になりました。

 というのも、新年早々にご依頼頂いた設計が大至急!の案件で、ブログに必要なテキストなどの準備が、ホッタラカシになっていたのです。

 そんな状況にも関わらず、柔軟に対応頂き、無事にリニューアルの運びとなりました。


 結局、ラフデザインを2回修正頂き、3回目の案に落ち着いたのですが、毎回、細かな指摘を書き込んだ指示書をPDFで返信差し上げるので、驚かれていないかな?と・・・

(何せ、わが家は旦那に何かお願いする際も、指示書がないと、動いてくれないので・・・

 家庭内指示書が当たり前なのです。)


 デザイン的にも、当方の意向を汲んで頂き、とてもよいご提案を頂けたと思っております。

 細かなオーダーだったと思いますが、デザインの組み立てはお任せしておりましたので、デザインをご提示頂いた際に、イメージを的確に掴んで頂き、さすが、プロのお仕事!と感じておりました。

 長期間にわたり、浅木さんにはお世話になり、ありがとうございました。




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中間検査終了

 本日は、現場監理中の住宅の中間検査でした。

 
 特段、問題はなく、ほっと一安心。


 ・・・事前に耐力壁の位置や金物もチェック済みで、問題ないと思っていても、検査中は何だか落ち着かないです。

 
 今回は、耐力壁はダイライトを使用していて、筋交いはありません。


 このところは、筋交いでなく、耐力面材を使用することが多くて、在来工法でありながら、2×4の考え方を混ぜたような感じになっています。


 屋根の野地板も耐力合板を使っていて、水平構面を固める仕様にしているのですが、構造的にはよくても、本当は、素材のことをから考えると、合板系は使いたくないという、微妙な気持ちです。

 
 何かいい方法がないのか、模索中です。
 


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ご無沙汰しております

 気が付くと、4月になっていました! 

 福岡は、すっかり桜が散り、新緑の季節になろうとしております。


 今年は年明けに新規物件のご依頼もあり、1月の終わりから怒涛の日々でした。

 4月1日オープン予定の調剤薬局も、無事に間に合って、本当によかったです。

 
 ↓ こちらが、調剤薬局。 調剤薬局に見えないカラーリングがポイントです。
調剤薬局


 忙しさにかまけて、ブログの更新もすっかり、ご無沙汰になっておりました。

 (久しぶりに更新したら、写真のアップロード画面が変わっていて、びっくりしました。)


 ブログの更新をさぼっていたもう一つの理由が、ブログのリニューアルの計画!

 (いや、さぼりの理由にならないのですけど、新しくなったら、更新しよう。と思っていたら、ずるずると。 

 
 12月頃から計画していたのですが、この度、何とか、完成の運びとなりました~


 近日、リニューアル予定です。
 
 
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このブログの管理者より

ごあいさつ数あるブログがある中、ご訪問下さり、ありがとうございます。
有限会社CAMELC一級建築士事務所の松野尾仁美(まつのおよしみ)と申します。


独立まで2013年の4月を持ちまして、独立して、14年目になります。
独立前はつくば市にある積水化学工業株式会社の住宅綜合研究所にて、住宅の性能分野における研究員として勤務しており、結婚を機に退職し、地元福岡に戻って参りました。

研究員時代もいつかは住宅の設計をやりたいと思っておりましたので、退職後に設計事務所や工務店に就職活動でまわりましたが、残念ながらどこからも採用されませんでした。
面接の対応など至らない点があったのかも知れませんが、どちらでも「結婚されていますね。お子さんが生まれたらどうするんですか?」「家事との両立がありますよね。遅くまで働けないですよね。」と、言われるのです。「頑張ります!」「帰りが遅くても何とかなります!」と声高に言うのですが、不採用の連絡ばかりでした。

そうしている内に、子どもを授かりましたので、暫くは育児に専念して、そのうち、どこかで設計の仕事ができるといいな。と思っていましたところ、高校時代の友人から「家を建てたいのだけど、設計してくれる?」と電話があり、これを機に独立する運びとなりました。

独立したものの、事前に何の準備もなく、また、娘は生後4ヶ月で、育児と仕事の両立を試行錯誤で行う毎日で、寝る間がない状況でしたが、母のサポートと保育園に入園できたことで、何とかこなしてくることができました。



忙しい女性のためにこんな経験をしたことから、女性は結婚、出産、育児というライフステージ毎に生き方が大きく転換することや、家事に育児にと、負荷が多いことを痛感しました。
だからこそ、育児に家事、そして仕事にと忙しい女性のために、よりよい住まいを提供したいと考えています。
女性目線での使い勝手のよい家事動線や人間工学視点を取り入れた計画で、女性の暮らしをサポートしたいと思っています。



母になって自分が子どもを持ってから、子ども時代に良い物に触れさせたい。無垢の木など、本物を知って欲しい。そして、変化のある空間や庭との連続性のある空間を味合わせてあげたい。と改めて思うようになりました。
また、保育園で娘がすごした豊かな日々を思い出し、発達心理学の要素も取り入れたいと考えています。


住まい手にそってこれまで設計活動を行ってきて、住まいには住まい手の心理、性格が色濃く反映されていることを実感しています。
これは、当たり前のように思われていますが、一般的には作り手サイドから提供される住まいに、住まい手が合わせているのが現状で、それが当たり前のようになっています。

私の設計では、住まい手らしさを一番に。と考えており、住まい手にあわせるので、あまり作風がありません。
住まい手の要望やその方らしさを具現化したいと思っているからです。

そして、居心地の良さを優先したいと思っています。
居心地のよさや、質感、使い勝手やメンテナンス、そして、工務店の仕事のしやすさのことを考えると、格好良さだけをシビアに追求することができないのです。

当事務所では、クライアントからのお任せコースはありません。(笑)
こちらの提示する図面をご覧頂きながら、ここは、こうしようか。いや、こうがいいかな。といったキャッチボールをして、進めていきます。
わずらわしい作業かもしれませんが、ぜひ、一緒に家づくりをしたいとお考え頂ける方との出会いを楽しみにしております。


2013年4月

 

松野尾仁美






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