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camelc by 松野尾仁美

Author:camelc by 松野尾仁美
福岡市内の小さな設計・デザイン事務所です。
旦那がフラッフィックデザイン、所長である私が建築デザインを担当しています。
HPはhttp://www.camelc.net/です。


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ゆるめる

 大学生の時、ゼミで、謎掛けのように、先生から言われたことがあります。

 『人が住む。という行為は、機能を全部、外に出していき、突き詰めると、ホテルでいいのではないか?

  むしろ、機能が満足すれば、ホテルで十分で、敢えて、家は必要なのか?』


 前段に、古くは、日本の住まいというのは、冠婚葬祭も住まいで行っていたのが、現代は、外部に切り離されていること。それに、最期の場所も多くは病院になっているし、生まれてくるのも病院で、現代の住まいは、ご飯を食べて、寝て、着替えて、入浴や洗面の機能があればよいとなれば、ホテルと同じだよね。という話があったのでした。


 このことは、私の頭の片隅に、いつも残っていて、なぜ家を建てるのか?という、素朴な疑問に繋がっています。

 というか、そういう、意味がある家を建てることができるのか?と自問しているのです。

 (実際、著名な方で、ホテル住まいという人もいますし、それは、それで成立する話なのでしょう。)


 ただ、最近思うのは、住まいという空間だからこそ、自分のテリトリー(領域)を確保しやすく、その場にいることで、自分を『ゆるめる』ことができるのではないか。ということ。


 この『ゆるむ』ということが、様々な面で大事なことだと、感じているところです。



 この話の続きは、また、今度。




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