九州公共建築フォーラム「木の香る公共建築」の連動企画でした、「うきはアリーナ・日田高等学校体育館見学会」のご報告です。
当日は建築家・東京藝術大学教授の黒川哲郎先生を講師におむかえして、レクチャー頂きました。
先生のお話は戦後の日本の住宅の動向やその後在来軸組工法の成立、そして、先生が取り組まれてきた「スケルトン・ドミノ工法」「スケルトン・ログ工法」に到るまでと、多岐にわたり、且つ、奥深い内容で、大変勉強になりました。(お時間があれば、もっと、お話を伺いたかった!!)
その中でも印象的なのは「差し鴨居」、「半剛接」というキーワード。現在の木造の難しい側面と、可能性を感じれるお話でした。
さてさて、見学先のうきはアリーナ、日田高等学校体育館は、ともに、私は始めての訪問です。
写真では拝見していましたが、空間を体験すると、予想以上に、落ち着きのある空間でした。その木材のボリューム感が圧巻なのは、いうまでもないのですが、その荒々しさよりも、木のしっとりした感じが、前面にでていました。
↓うきはアリーナ 外観:裾広がりの外観が、優しい雰囲気をだしています。

↓うきはアリーナ 外観:デッキを挟んでの構成は、構築的なシャープな印象です。

↓うきはアリーナ 内観:スケルトン・ログ工法による屋根トラス。

日田高等学校体育館も10年の時を経たと思えないほど、手入れが行き届いており、大事にされていることが伝わってきました。内部は非常に落ち着きがあり、こういう環境は学生に望まし気がします。
黒川先生とは昼食の際、隣に座らせて頂いたのですが、「木造って難しいですよね。」とお声をかけさせて頂くと、「ですけど、皆さん、是非、木造に取り組んで下さいよ。」と笑顔でお話頂いたのが印象的でした。
住宅のみならず、こういった公共の建築も、やっぱり木造がいいな~。と木造のよさを改めて実感した見学会でした。
黒川先生、参加者の皆様、ありがとうございました。
当日は建築家・東京藝術大学教授の黒川哲郎先生を講師におむかえして、レクチャー頂きました。
先生のお話は戦後の日本の住宅の動向やその後在来軸組工法の成立、そして、先生が取り組まれてきた「スケルトン・ドミノ工法」「スケルトン・ログ工法」に到るまでと、多岐にわたり、且つ、奥深い内容で、大変勉強になりました。(お時間があれば、もっと、お話を伺いたかった!!)
その中でも印象的なのは「差し鴨居」、「半剛接」というキーワード。現在の木造の難しい側面と、可能性を感じれるお話でした。
さてさて、見学先のうきはアリーナ、日田高等学校体育館は、ともに、私は始めての訪問です。
写真では拝見していましたが、空間を体験すると、予想以上に、落ち着きのある空間でした。その木材のボリューム感が圧巻なのは、いうまでもないのですが、その荒々しさよりも、木のしっとりした感じが、前面にでていました。
↓うきはアリーナ 外観:裾広がりの外観が、優しい雰囲気をだしています。

↓うきはアリーナ 外観:デッキを挟んでの構成は、構築的なシャープな印象です。

↓うきはアリーナ 内観:スケルトン・ログ工法による屋根トラス。

日田高等学校体育館も10年の時を経たと思えないほど、手入れが行き届いており、大事にされていることが伝わってきました。内部は非常に落ち着きがあり、こういう環境は学生に望まし気がします。
黒川先生とは昼食の際、隣に座らせて頂いたのですが、「木造って難しいですよね。」とお声をかけさせて頂くと、「ですけど、皆さん、是非、木造に取り組んで下さいよ。」と笑顔でお話頂いたのが印象的でした。
住宅のみならず、こういった公共の建築も、やっぱり木造がいいな~。と木造のよさを改めて実感した見学会でした。
黒川先生、参加者の皆様、ありがとうございました。
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