原発問題が長引く中、多くの方が不安なお気持ちだと思います。私も毎日テレビに見入っています。
先日も、別件でご一緒した建築関係の方々から、今後のエネルギー問題はどうなるのだろう?とお話が出ていました。
夏には、電力不足が予想されていますが、そもそも、電力消費量が増えた一因がオール電化住宅の増加にもあるのでは?と思えます。
データによると、地域によって違いますが、ここ数年のオール電化住宅の伸び率は20~30%と結構な数になっているようです。
「マスメディア」の力は大きいもので、オール電化住宅は安心・安全・お得というイメージが定着しています。住まい手も大抵、はじめは「オール電化はお得なんですよね。オール電化にしようかな・・・」とおっしゃいます。
私自身は、IHの電磁波の心配をしていて、数年前からオール電化はお勧めしていませんでした。(特に、子どものいる家庭。)少し前も、娘と同じ保育園に通っていた方から相談され、IHの電磁波についてお伝えしたら、オール電化を止められました。
で、ここに来て、エネルギー問題がでてきて、オール電化住宅って?と疑問の声が上がり始め、安易に進めてきた私達建築関係者を含めて、再考の時期に来ている気がします。
随分前になりますが、TBSの「夢の扉」という番組で、「おにぎり発電」という話が紹介されていました。
その時、ほほぉ!と感心したのですが、いわゆる温度差発電というわけです。(おにぎり発電というインパクトのある紹介の仕方が、わかりやすくて見せ方が上手いな~とも思いました。)
番組では、温泉を利用した温度差発電の実例が放映され、温度差発電で熱海の町に灯りを灯す様子が取材されていました。
今回の原発問題で、太陽光発電へのシフトが検討されているという記事も見かけましたが、今のところ太陽光発電の効率は悪く、技術的な進歩が望まれます。
それだけでなく、温泉が豊富な日本において、地熱による温度差発電も今後、検討が進むことを期待したいところです。
そして、建築関係者として、個別の住宅だけでなく、全体の環境問題を考え、エネルギーロスの少ない住宅を設計していくことが大切ではないだろうかと思わずにはいられません。
当然、毎日の節電が大事だとも感じていることころです。

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先日も、別件でご一緒した建築関係の方々から、今後のエネルギー問題はどうなるのだろう?とお話が出ていました。
夏には、電力不足が予想されていますが、そもそも、電力消費量が増えた一因がオール電化住宅の増加にもあるのでは?と思えます。
データによると、地域によって違いますが、ここ数年のオール電化住宅の伸び率は20~30%と結構な数になっているようです。
「マスメディア」の力は大きいもので、オール電化住宅は安心・安全・お得というイメージが定着しています。住まい手も大抵、はじめは「オール電化はお得なんですよね。オール電化にしようかな・・・」とおっしゃいます。
私自身は、IHの電磁波の心配をしていて、数年前からオール電化はお勧めしていませんでした。(特に、子どものいる家庭。)少し前も、娘と同じ保育園に通っていた方から相談され、IHの電磁波についてお伝えしたら、オール電化を止められました。
で、ここに来て、エネルギー問題がでてきて、オール電化住宅って?と疑問の声が上がり始め、安易に進めてきた私達建築関係者を含めて、再考の時期に来ている気がします。
随分前になりますが、TBSの「夢の扉」という番組で、「おにぎり発電」という話が紹介されていました。
その時、ほほぉ!と感心したのですが、いわゆる温度差発電というわけです。(おにぎり発電というインパクトのある紹介の仕方が、わかりやすくて見せ方が上手いな~とも思いました。)
番組では、温泉を利用した温度差発電の実例が放映され、温度差発電で熱海の町に灯りを灯す様子が取材されていました。
今回の原発問題で、太陽光発電へのシフトが検討されているという記事も見かけましたが、今のところ太陽光発電の効率は悪く、技術的な進歩が望まれます。
それだけでなく、温泉が豊富な日本において、地熱による温度差発電も今後、検討が進むことを期待したいところです。
そして、建築関係者として、個別の住宅だけでなく、全体の環境問題を考え、エネルギーロスの少ない住宅を設計していくことが大切ではないだろうかと思わずにはいられません。
当然、毎日の節電が大事だとも感じていることころです。

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