16日の祝日は、福岡県建築士会主催の雨水利用実験住宅の見学会でした。
雨水利用実験住宅は、福岡大学の渡辺亮一准教授のご自宅で、豪雨時の流出抑制を目指して建築されました。
敷地内全体で42tを一時的に貯留しており、豪雨時に一気に流れるのを抑制し、都市型水害の内水氾濫を防止するのが最大の目的です。
先日からの豪雨災害のこともあり、注目度が高く、多数の方に見学して頂きました。
↓ 統括設計者として、基礎と一体になった貯留槽の仕様について、説明させて頂きました。

見学会の始め、渡辺先生に、その意義について解説して頂きましたが、理念の素晴らしさに、皆さんから拍手が起こり、見学会のあとも、先生のお話が素晴らしかったと感想を頂きました。
年々、ゲリラ豪雨に見られるように、突発的で集中的な豪雨が増える中、従前の河川を拡幅しての治水や、都市部の配管を大きくするといった対応では追いつかなくなっています。
それに対し、各敷地で雨水を一時的に貯留するという考え方は、「マイホームダム」として、小さなダムが網目状に都市を覆い、河川の氾濫防止に有効です。
そして、貯留した雨水はトイレの流し水や庭への散水など有効に活用し、自立型循環住宅への理念とも通じるのです。
改めて、これからは、「あるべき姿」=理念 が大切であると実感した時間でした。

にほんブログ村
雨水利用実験住宅は、福岡大学の渡辺亮一准教授のご自宅で、豪雨時の流出抑制を目指して建築されました。
敷地内全体で42tを一時的に貯留しており、豪雨時に一気に流れるのを抑制し、都市型水害の内水氾濫を防止するのが最大の目的です。
先日からの豪雨災害のこともあり、注目度が高く、多数の方に見学して頂きました。
↓ 統括設計者として、基礎と一体になった貯留槽の仕様について、説明させて頂きました。

見学会の始め、渡辺先生に、その意義について解説して頂きましたが、理念の素晴らしさに、皆さんから拍手が起こり、見学会のあとも、先生のお話が素晴らしかったと感想を頂きました。
年々、ゲリラ豪雨に見られるように、突発的で集中的な豪雨が増える中、従前の河川を拡幅しての治水や、都市部の配管を大きくするといった対応では追いつかなくなっています。
それに対し、各敷地で雨水を一時的に貯留するという考え方は、「マイホームダム」として、小さなダムが網目状に都市を覆い、河川の氾濫防止に有効です。
そして、貯留した雨水はトイレの流し水や庭への散水など有効に活用し、自立型循環住宅への理念とも通じるのです。
改めて、これからは、「あるべき姿」=理念 が大切であると実感した時間でした。

にほんブログ村
| ホーム |