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camelc by 松野尾仁美

Author:camelc by 松野尾仁美
福岡市内の小さな設計・デザイン事務所です。
旦那がフラッフィックデザイン、所長である私が建築デザインを担当しています。
HPはhttp://www.camelc.net/です。


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スタイリングなのか?

 先日、とあるイベントの打ち合わせに参加し、出席されている建築家の方が

「僕達は、住まい手のどんな家具にも合う豊かな空間を作りたいと考えて、設計しているでしょう?

 そうでしょう?」

 と問いかけられ、あぁ・・・本当に、そうだなぁ。と思いました。


 建築家・故 宮脇檀さんも「造作家具は家につく。置き家具は人につく。」

 とおっしゃったように、置き家具は、住まい手らしさがでるものだと思います。


 先日から、建築が専門でない方々とお会いすると、空間というより、部屋作りや模様替えというスタイリングを重視されていることに、へ~そうなんだ。と驚きを感じていました。

 そうゆうニーズがあるのは確かですし、スタイリングによって、雰囲気がガラッと違うのは事実ですね。


 でも、敢えていうなら、スタイリングは、衣服。

 ベースになっている身体が、心身ともに健康なことが、全ての資本になっていると思います。

 (って、自分の身体がへなちょこなのは、ひとまず横に置いて・・・)

 (というか、世の中は見た目が大変重要なんですが・・・)


 住空間もそんな気がします。

 躯体の性能や、仕上げの質感。 空間の連動性。 ボリュームと視線の抜け。

 スタイリングだけでは実現できない、空間の質を上げることや居心地の良さを意識しながら、設計してきたいと改めて思いました。

 
 余談ですが、また別の建築家は、住まい手の家具や持込んだものをノイズと表現されていました。

 見学会の時、そのノイズを受け止める空間を設計されていると話されていて、建築家らしいなぁ。と思いました。


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まとめ【スタイリングなのか?】
まっとめBLOG速報 2012-11-01-Thu 08:40
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